ライブ宇宙ステイション(8/9) 高円寺無力無善寺
猫耳坊主として、初の無力無善寺でのライブ。
一言で言うと、場の磁力にのまれた感があったなと。
旧はらいそ時代に一度だけ出たときも、そんな感じだったのを、ライブ後に思い出したりしましたが、なにはともあれ、今後も修行に勤しみたいと思います。
ちなみにこの日は、ハイドン節的な方向をさらにすすめた新曲「ポクチン経」をはじめてやりました。
演目
1、にゃんこかぞえうた
2、インターニャショナル
3、宇宙般猫心経
4、ハイドン節
5、ポクチン経
他の出演者は、仏教用語でかためられた曲や、文語調テイストの曲などをギターで弾き語る真理龍、缶詰をくばり、客席でお客さんと車座になって、ノーエイジャンウッドやアイルビーヨアミラーのカバーやオリジナル(?)の角打ち夜光虫、ループステイションを使ってのボーカルパフォーマンスの本田ヨシ子、前情報(?)で、即興系の人かと思っていたら、シオンのカバーやオリジナルをギターで弾き語るウイスパーZ 、という面々でありました。
特に、この日のライブタイトルの宇宙ステイションの由来でもあるとの本田ヨシ子さんは、自分の声のみを重ねていって、楽器なし、歌詞も(多分、意味は)なし、曲名紹介などのMCもなし、ボーカルパーフォーマンスのみで、まったくだれずに、30分聴かせきって、すさまじかったなと。
そして、最後が、角打ち夜光虫のルイス稲毛氏と無善法師によるバンド大悲。
なんだかんだで、無善法師のライブをみた数は10回はこえるのですが、今日演奏された曲は、多分、ほとんどが初めて耳にする曲でした。
最後の「七十過ぎて出会った二人」が特に印象的でしたが、ほかの曲も法師節が炸裂していました。
ストックは100曲はあるとのことだったので、法師の歌詞と、私が聞いたものだけでもかなりある無善寺ならではの数々のエピソードを集めた無善寺本をだせるのではないかと思った次第。
また、この日はめずらしく(?)、ライブ後、法師や出演者、お客さんとともに、近所の焼き鳥屋でうちあげ。
「お察し申し上げる」というテーマで盛り上がった、といえば、話の内容は、お察しいただけるでしょうか。
そして、うちあげ、あるいは、ライブの合間の雑談などで、どんな話になってもついていけるルイス稲毛氏の守備範囲の広さに驚きました。
私のライブのときのハイドン節をやる前に、MCで都々逸について、すこし話したときも、すかさず、湯島天神や川内康範などの言葉がとんできて、なにか返り討ち(?)にあったような気がいたしました。
と、そんなこんなで、高円寺の夜がふけていったのでありました。
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