赤い薔薇の部屋 (9/18) 阿佐ヶ谷マスウェル
8月の高円寺ショーボートでのライブでお世話になったにゃんぷりーとさんの出演ライブを見に行きました。
トップバッターは酒井少年。
彼を見るのは2度目。前回同様、シモネタ王子ワールド全開か、と思いきや、この日は、普通(?)のラブソングも何曲かあり、客席から「変なのやれ!」と容赦ないつっこみをうけてました。
ならば、とやった「パイ」が、素晴らしかったです。
シモネタ日本一をきめるS1(?)みたいなのがあったら、ぜひでていただきたいものです。
つづいては、なりまつえり。
この日の出演者の中で、唯一の正統派(?)でしたが、マイペースなMCや、飴のミルキーをばらまいたりと、歌以外の部分で、他の出演者に寄せて(?)いたような感じでした。
また、キーボードの弾き語りのほかに、クラリネットの演奏もあり、昔、「クラリネットを壊しちゃった」の替え歌を作ったことがあるのを思い出しました。
ちなみに、彼女と、ラストの主催者の人は、北海道から来たとの事で、昔の日本ハムVS今の日本ハムみたいなことになっておりました。
3番目は聖なる回文ブルース。
スケッチブック片手に、コミカルもの、しもねたもの、長尺もの、そして、東北復興祈願ものと、様々な回文を、音楽とうまくからめながらのパフォーマンス。
さらに、聖☆おにいさんみたいな雰囲気のベースの人をあいての宗教エンターテインメント(?)もあり、その人の霊験あらたかな吐息によってふくらました風船に、聖なるメッセージをペンで書いたものを販売していたので、私も購入してみたところ、「悔い改めよ」とのご託宣が•••。
でもって、その次が、にゃんぷりーと。
ところで、にゃんぷりーとさんのお客さんが陣取ったテーブルには、ニャンセンスが2本も鎮座していて、ありがたや!
この日は、手塚治虫的な近未来を表現した近未来に、手塚治虫氏の娘さんがいいねをしてくれたとのMCがあり、猫歌だと、ねこがいいねをしてくれることは多分ないと思うので、うらやましかった次第。
あと、DJリボン氏がうたう「現役宣言!」ですが、ショーボートできいたとき、腰をふりながらのえぐい歌いっぷりに、(水でうすめた)カルピス野郎といっしょにすんなよ的な「原液宣言!」にきこえたのですが、この日は、こちらの酔いっぷりもあってか、ときどき「原液、1000円っ!」にきこえてしまい、吹いてしまいました。
ちなみに、この日は、ボーカルのにゃーさんのご両親が見に来ていて、私も謁見の栄に浴しまたが、そのお二人を前にしてのセルフアンコールの2段重ね、さらにシモネタの2段重ねの大技でした。
今にして思うと、この日のテーマは、「大事なことなので二回言いました」だったのかなと。
そして、最後が主催者の得能大輔。
自作自演系アイドルとのことでしたが、ハイクオリティのオケにあわせて、激しく動く、エネルギッシュなパフォーマンスでした。
さらに、客席からばんばんとんでくるヤジ(?)を、ひろうだけでなく、即座に笑いにかえるという場面が何度もあって、ショーボートの時と同様に、エンタメよりの活動をしている人は、MCがうまいなとあらためて思った次第。
終演後は、店内のBGMにあわせて、酒井少年と常連の女性客っぽい人が、踊り狂ったりしながら、阿佐ヶ谷の夜がふけていったのでありました。
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