実験激場 (H28/10/25) 高円寺無力無善寺
この日は、前半3組はどうぶつの森、後半3組はアートよりなパフォーマンス、という感じでした。
トップは、無善法師あらため無善菩薩。
開場前にリハに来ていた盆と正月が、大阪からきた若い女性2人組だったこともあり、「今日はラブソングでいこうかな」と、ハッスルしていた法師、いや菩薩でしたが、ここで、ギターのトラブル発生。
テレビで放送禁止用語にかぶさるP音みたいな音が鳴り止まず、どうするのかと思っていたら、なんと歌ではなく、紙芝居にするとのこと。
数年前に巡礼中に子猫3匹をひろった実話を、かわいらしい絵柄で表現した紙芝居でしたが、話をするのは法師、じゃなかった菩薩、ということで、ときおり勝手に飛び出す絵本と化していたり、あなたとわたしは300年前に心中した仲なんですよ、だったり、その他エロエ、いや、いろいろだったり、と、最終的にはいつもの法師もとい菩薩ワールドでした。
表現手段を選ばないということは、存在そのものが表現と化しているということなのかなと。
つづいては、私。
この日は、ギターでやる演目を増やすために、あんせんこんせんを、初めてやったのですが、曲をおぼえるのに四苦八苦いたしました。
最近、新ネタは歌詞の分量が多いものがつづいていて、毎回、ヒヤヒヤものです。
そして、後半の4曲めから木魚で。
ここでも、新ネタ、ポーリュシュカポーレ伝説をやりました。
最後の、ポクポクにしてあげるが、ありがたくもひじょうにうけたので、終わりよければすべてよし、ということにしておきたいと思います。
演目
1、雑司ヶ谷オンマイマインド
2、あんせんこんせん
3、関白宣言(ねこまさしバージョン)
4、にゃんこかぞえうた
5、ポーリュシュカポーレ伝説
6、ポクポクにしてあげる
猫、猫、と続いて、3番目は、表谷隆喜(高円寺の飢えた狼)。
その名のとおり吠える熱唱系の歌の数々でしたが、ライブ中に、そのステージネームの飢えた狼にたいして、いろいろなツッコミやら、新提案やらがとびかい、「設定に迷っている狼状態」だったのが、面白かった(?)です。
さらに、歌の歌詞の中に、犬やねずみがでてきて、どうぶつの森パートをしめてくれました。
なお無善寺のスケジュールをみていると、彼が、すごいペースで出演していて、無善寺の番犬ならぬ番狼?状態でした。
あと、中国嫁日記ならぬ、中国同僚日記も安定のクオリティでした。
後半の、アートよりなパフォーマンスの一番手が、Mr.whisper.Z。
即興の歌、だったのだと思うのですが、一定のテンポで、歌詞とメロディーを、つまったり、かんだり、まのびしたりせず、あらかじめできあがっている曲?と誤解されかねないレベルでやっていてすごいなと。
よく詩の朗読系のイベントでは即興詩をよむのに遭遇しますが、私もかねてより一度チャレンジしてみたいと思いつつ、まだはたせておりません。
つづいてが、大阪からやってきた女性二人組、盆と正月。
一人は大正琴をそれも2本もたずさえ、もう一人は漫画も描いてるとのことでしたが、なんとガロ系、とのことで、すでに時流の斜め上な2人が、ナースコスプレしてのパフォーマンスでした。
その詳しい内容については、激団波兵さんとお客さんのレポートを参照してもらえればと思いますが、地元では、アイドルイベントにでたりしているとのことですが、アイドルというより完全にアートよりのパフォーマンスだったので、これをアイドルイベントでやること自体が、二重の意味で(?)アートなのではないかと思った次第。
ところで、アイドルといえば、個人的に最近もっとも衝撃的だったのが、昔、というより、人生で社交性がもっとも低レベルだった頃によく読んでいたプログレッシブ・ロックの専門誌であるマーキーが、いまや、完全に女性アイドル専門誌に豹変していたことでした。
プログレッシブを直訳すれば進歩的という意味なわけですが、プログレ専門誌からアイドル専門誌への転身は、進歩なのか退歩なのか、はたまた、更生なのか堕落なのか、あるいは、ひょっとして、解脱だったりするのか、衝撃が大きすぎて、よくわかりません。
いつの日か、わかる日が来るのでしょうか?
最後が、主催の激団波兵。
そのいかつい名前にそぐわぬ雰囲気の女性によるソロパフォーマンス。
まず、客席にむかい「あなたにとって闇とは?」と問いかけ、全員が答えた後、照明を完全に消して、パフォーマンス開始。
単純に(?)言葉をあてるなら、暗闇の中で、客席をゆっくりとひとめぐりしたのち、たちどまり、しばらくして、笑いはじめ、そして、またしばらくして、ステージにもどり、そこにあったローソクに火をつけ、そこに顔を近づけて、終了、というものでした。
彼女のパフォーマンス内容にも、なにがしかの象徴的な意味合いなどがこめられていたのかもしれませんが、個人的には、それをどう解釈するかという以前に、闇状態になったことによる、あきらかな自分の感覚のかわりっぷりの大きさを強く感じたひとときでした。(というか、それがこのパフォーマンスのねらいの一つだったのかもしれませんが)
水にぽかーとん浮かんでいる状態、というのか、特に何か変わったことが起きているわけではないのに、全く過不足を感じない満ち足りた状態というか。
それは逆に言えば、色相、明度、彩度、解像度、などがあがればあがるほど、よりいろいろなことを、よりはやいスピードでやらないと、間が持たなくなって、大げさに言えば、人類は、自分で自分の首をしめているのではないかということにいきつくのかなと思ったりした次第。
実験激場op/6:30st7:00 1ドリンク付1000円
1、無善菩薩
2、猫耳坊主
3、表谷隆喜(高円寺の飢えた狼)
4、Mr.whisper.Z
5、盆と正月
6、激団波兵
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