私的オフノートベスト3
ご多分に漏れずというか、最近はCDを買うことが滅多にないわけですが、そんななかで買うのはほぼオフノートのCDのみという状況がここ数年続いております。
そのオフノートで、今月末まで、1割引セールをやっているということで、ここで、個人的なベスト3などを。
第3位 唄草子其の壱 あたま金 上野茂都
三味線の弾き語りで、全15曲のうち約半分の曲が、料理、もしくは食べ物の唄。最近、別のレーベルの円盤から出た最新アルバムめしのしたくを聴きましたが、これまた、半分くらいが、料理、もしくは食べ物の唄でした。
沖縄の八重山民謡の第一人者。
上野氏が、その独特の力の抜け具合がくせになるのにたいして、こちらは、圧倒的に豊穣なる歌と音楽という感じでしょうか。
私はとくに1曲めの鷲ゆんたが好きで、しばらくの間は、その曲を安里屋ゆんたと勘違いしておぼえておりました。
河内音頭のレジェンド。
本盤制作時、なんと83歳。
仲乗り新三、王将一代坂田三吉物語、河内十人斬りの3曲で約1時間。
言葉がうまく見つからないのですが、3曲とおして聴くと、風呂上がりのような心地になり、そのあと何もできないという、寝る前にしか聴けないCDだったりします。
個人的には、オフノートのなかで、に限らず、これまでに聴いたすべてのCDのなかでも、第1位の候補でもあり、日本の大衆音楽の歴史のなかで燦然と輝く不滅の名盤だと思います。
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