フジエモン企画(H29/3/11) 高円寺無力無善寺
1月に引き続き、無善寺での藤衛門氏による企画ライブに参加させていただきました。
トップは、その主催の藤衛門。
この日は、パーカッション不在の完全ソロ。
前回、最近亡くなられた実の父親に捧げる歌を歌ってましたが、先月には、血の繋がってない兄弟(?)がマレーシアで亡くなるなど、不幸が続いているようです。
そのうち、兄弟に捧げる歌も聴けるのでしょうか。
また、今回はいつもの仁義猫の歌は、歌われませんでしたがとうちゃんの歌の中の、「真実はしらふと酔っぱらいの間をいったりきたり」というフレーズを、しらふから酔っぱらいに直行状態でしみじみと聴かせていただきました。
また、「虹は七人のハゲのおかげでできる」というフレーズに吹いたり。
続いては、若草山苺。
旧はらいそ時代に企画ライブにでてもらって以来、10年ぶりくらいに見ましたが、どの曲にも、根底に、異形なるものへの愛、があるように感じた次第。
その企画ライブでもやってくれた、SMスナイパーと、フランツカフカに捧ぐ変身が劇的になつかしかったです。
1回か2回くらいしか聴いたことがないのに、10年以上たってもおぼえてるというのも、なかなかないことではないかなと。
3番目は森田智子。
彼女のパフォーマンスをみていると、シャーマン的というか、歌と演劇が分化する以前の何か、というか、な感じがいたします。
ちょうど彼女が歌いだす前に、日本語能力が非常に高いイギリス人とフィリピン人のカップルが入ってきたのですが、彼女の歌にひきこまれてました。
ちなみに、5月20日に、日蓮宗の池上養源寺でライブがあるとのことです。
4番目が壇チクロ。
約一年前にTASKE氏主催のオープンマイクで、何度か、音霊工房という名の夫婦インストユニットを見たことがあるのですが、そこで淡々と鍵盤を弾いていた女性が、この日は、ソロで出演。
しかし、そのときとは、まさに別人のようなパフォーマンスで、びっくり仰天し、これは、よほどの大事件、たとえば、離婚した、株で全財産すった、宇宙人にあった、とかがあったのではないかと思ったのですが、そういうことではなく、こういう経緯で、今に至るみたいです。
パフォーマンス自体もさることながら、ある程度の年齢になったあとでも、人はここまで変われるのだな、という意味で衝撃的でした。
でもって、最後が私。
前の人が爆発的にうけた直後で、とてつもなくやりづらかったのは事実ですが、運良く、というか、運悪く、というか、今までにも何度かそういう経験はあったので、そういう意味では、自分のなかでは、バカうけの余韻は利用(?)させていただきながら、普段通りにやれたのではないかと思います。
演目
1、にゃんこかぞえうた
2、インターニャショナル
3、ハイドン節
4、チョイナ節
5、恋のダイヤル2211(ニャンニャンワンワン)
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