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2018年9月

2018年9月26日 (水)

オープンマイク ええじゃにゃいか その拾弐 (9・23) 高円寺無力無善寺

 オープンマイク、12回目でした。
 参加者は、お客さんを含めて11人で、2巡しました。

 まずは、私。
漱石音頭
恋のダイヤル2211(ニャンニャンワンワン)
 帰宅後、恋のダイヤル2211(ニャンニャンワンワン)の原曲を久しぶりに聞いたら、一部、メロディーを改変してしまっていたような気がしますが、ええじゃにゃいか!、ということで。

 つづいては、どぶねずみ男。
 一巡目が、こんな○○○はいやだ、などのコミカルなネタの朗読、二巡目が、映画のタイトルをもじったフリップネタでしたが、とくにフリップネタが面白かったです。
 ちなみに、馬野ミキ&ちひろ両氏が主催していた先代(?)のオープンマイクで、どぶねずみ男さんが、出題した大喜利に参加して、たいへん楽しかった記憶がありますが、その頃は、大喜利をはじめ、毎回のようにいろいろと企画が行われていたのに対して、二代目になってからは、特になんの趣向もなく•••(汗)

 そして、無善寺には6年ぶりの出演というえどにしき
 日本酒の銘柄のようなステージネームでしたが、メリハリのきいたギターにのせた男前なうた、でした。
 その硬派な感じに、アピアのかほりが、と思ったら、高円寺のALONEによく出演しているみたいです。
 ALONEには、まだ行ったことがないのですが、アピアでの出演者とお客さんとの間の緊張感をはらんだ真剣勝負みたいな空気感がふと思い出されました。
 
 つづいて、malie
 一巡目がCDをバックに、二巡目が、えどにしきさんの歌とギター演奏をバックにしたフラダンス。
 CDでは、ハワイの言葉が、ところどころ、イカやら、ヒムラやら、日本語に聞こえるところが多々ありました。
 フラダンスと無善寺というと、かなりかけはなれたイメージではありますが、malieさんの踊りのあとで、無善菩薩より、ハワイには行ったことがある、しかも、社員旅行で、という衝撃の(?)カミングアウトが。

 そして、半年ぶりくらいの梓ゆい。
 前回に引き続き、亡き父親に捧げた詩の朗読。
 坊さんと檀家の結びつきが、今より強かった頃には、葬式の際の読経の際に、定型のお経の文句だけでなく、故人について具体的に語ったフレーズ等があったりしたのだろうかと、ふと思ったりしました。
 私の猫耳、少しは役に立ったでしょうか?

 そして、つはる
 前日に無善寺で主催ライブを行ったのですが、ギターとウクレレを無善寺に忘れてしまい、取りにきたとのことです。
 楽器を、しかも複数忘れるとはなかなかのつわものですが、無善寺では、過去に、岩手から出演しにきて、楽器を忘れて、岩手に着いてから気づいた人や、別の店に楽器を忘れたのに、無善寺に取りにきた人、などなど、上(?)には上がいるようです。
 これまでにかれこれ10回くらいは、彼女の演奏を聴いているわけですが、選曲的なものなのか、バイオリズム的なものなのか、ともかく、個人的には、今日が、今までで一番よかったと思う次第。
 そういえば、最近、音源を作ったはずというわけで、買おうと思ったら、今日は、持ってきてないとのことで、音源とのバイオリズムはあわなかったみたいです。

 でもって、前回に引き続いての名倉なぐ
 今回もリビドー全開でしたが、さわやかめな歌声で、メロディアスな旋律にのせて、涼しげに歌うので、菩薩とはまた違った味わいのリビドー感でした。
 そして、二巡目に歌った「ちんぽを出して怒られた日」は、リビドーをもこえたところで雄々しく屹立するちんぽ塔というか、ある種のスタンダードナンバーの域に達しているのではと思った次第。
 
 つづいて、サカイユウダイ
 ベースによる弾き語りという珍しいスタイルでしたが、曲は、ギターやドラムスの脳内補正が勝手に始まってしまうようなバンドテイストでした。
 おのれを鼓舞する坊主、というフレーズが繰り返される曲で、鼓舞させていただきました。
 ちなみに、イラストも描いていてポストカードを販売しているとのことで、さらに二巡目では、名刺を使った手品も披露してくれました。

 そして、大阪からチャーハン
 どぶねずみ男。さんの知り合いとのことでしたが、お手玉のようなものを使って、リフティング的なことをするフットバッグパフォーマンスという言葉を初めて耳にしました。
 でもって、この日、西葛西で、フットバッグの全国大会があり、そこで2位となり、夜の打ち上げまでの空き時間に、わざわざ高円寺まで来てくれたのでありました。
 技術的にまねできない、のはもちろんながら、それ以前に、体力的に、チャレンジする気すらおきないような超絶パフォーマンスでした。
 そして、パフォーマンスのBGMも、クラフトワークのBoing Boom Tschakカウボーイビバップというアニメの挿入歌と印象的でした。

 最後が、無善菩薩。
 2日前にNHKのBSの番組のcool japanの撮影があったとのことなので、そのへんのことをいろいろと聞こうと思っていたのですが、忘れてしまいました。
 ハロウイーンにさきがけてというか、もう死体なのに、という曲では、幽霊の三角巾を配って、みんなで踊るという新趣向。
 幽霊の三角巾(天冠というそうです)を見て、これは、幽霊会社みちづれのパク•、いや、偶然の一致ですよね。

 ところで、お客さんとして参加してくれた人ですが、彼が、注文したものを私は見逃しませんでした。
 無善寺で、自分以外の人間が日本酒を注文しているのを、初めて見たような気がします。

 そんなこんなで、この日は、歌、朗読、フリップネタ、フラダンス、フットバッグ、説法、集団乱舞、手品、そして日本酒注文と、バラエティーに富んだオープンマイクでした。

 ご参加いただいた皆々様、ありがとうございました!
 次回は、10月28日です。

無力無善寺

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2018年9月 4日 (火)

オープンマイク ええじゃにゃいか その拾壱 (8・26) 高円寺無力無善寺

 オープンマイク、11回目でした。
 参加者8人で、2巡しました。
 ちなみに、この日は高円寺阿波踊りの日で、私が無善寺に着いた頃に、ちょうど店の前あたりで舞蝶連という連が踊っていました。
 しかし、この日も、最高気温36度というなかでの激しい踊りは、見ているだけでこちらの気が遠くなりそうでした。

 まずは私。
 いつも通り、にゃんこかぞえうた

 そして、ピレネーデオカムラ
 この日が非常に暑かったせいか、ピレネーデさんの歌には、冷却鎮静効果があるような気がいたしました。
 あつい~、あつすぎる♪、じゃなかった、やばい~、やばすぎる♪という曲と、ラーメン屋で幽霊が~、という曲が印象的でした。
 あとは、井上陽水の最後のニュースのカバーなど。

 つづいて、REE(Red Mecca)
 普段はノイズ系の音楽をやってるようですが、この日は、12月に予定しているイベントに向けてのボーカリストを探しに、無善菩薩を訪ねてきたところを、ステージでやったら(?)ということで、バックトラックをながしながらの公開募集。
 オープンマイクはプレゼンとかの練習にも使えるのではないかと。

 そして、菜都美子
 前回、参加してくれた今井美樹さんにも感じたことですが、20代ながら、曲調に70年代歌謡曲風味が感じられて、そこらへんを聞いてみたら、好きな人として、中森明菜、さらに、沢田研二、そして、とどめに、寺尾聡という意表をつく名前がでてきてびっくりいたしました。
 ところで、彼女は、なんと古河市から来てくれたとのことで、私が旧はらいそ時代に世話になった自己批判ショーのご当地ラップ、イバラッパー feat. 自己批判ショー 「ここが古河」を知っているか聞いたら知らなかったので、ぜひこれを機会に聞いてみてください。

 そして、つはる
 ギター弾き語り、鍵盤弾き語り、あるいは、オケにあわせて踊ったりと、見る度ごとにスタイルが違っていますが、この日は、ウクレレでの弾き語りでした。
 くまのうたのときは、くまの乱入(?)があったり、野良猫になりたいという曲のときには、ねこの間の手があったりと楽しいステージでした。

 続いて、名倉なぐ
 無善寺スケジュールで何度か名前は見かけていましたが、女性かと思っていたら、男性で、その風変わりな名前は、最上もが方式だそうです。
 無善菩薩の歌から、仏教性やら、猫やらをとっぱらって、リビドーだけが残ったような歌詞で、歌が始まって10秒もしないうちに放送禁止確定、のような曲もありましたが、その一方で、普通にいいメロディーでした。

 続いて、今年に入ってからは、無善寺初参拝という鈴木伸明
 鍵盤弾き語りでしたが、ホーミーを駆使していました。
 無善寺でホーミーと言えば、山本万結さんなわけですが、鈴木さんのは、ホーミー部分を独立させずに、歌と混ぜようとしているかのような感じでした。
 オリジナルソングのほかに、愛の讃歌、そして、最後に江戸小唄が。
 たぶん、川風だと思います。

 最後が無善菩薩。
 動く猫のぬいぐるみを多数従えての猫の歌、オンパレード。
 でもって、この猫のぬいぐるみが、単純な動きながら、どう動いたらかわいく見えるかを知り尽くしているかのようなあなどれなさでありました。
 ちょっとした段差でひっくりかえって、じたばたしているのもご愛嬌。

 そんなこんなで高円寺の夜がふけていったのでありました。

 酷暑の中、ご参加いただいた皆々様、ありがとうございました!
 次回は、9月23日です。

無力無善寺

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