オープンマイク ええじゃにゃいか その拾陸(1・27) 高円寺無力無善寺
オープンマイク、16回目でした。
お客さんも含めて参加者10人で、2巡しました。
ちなみに、私は、この日は、しゃべるのには問題ないものの、歌おうとするとせきが出る状態だったので、見るだけにしました。
また、夜に新宿でライブというつはるさんが来てましたが、この日は見るだけでした。
でもって、トップバッターは、今回からレギュラー出演となった菜都美子。
無善寺のカレーの日のテーマソングになれそうな歌からはじまって、元カレ、元カノ、マイノリティ、ストーリーなどの今な言葉が、ときに歌謡曲風味の感じられるメロディーにのって、デュワワワ〜♪な楽曲群でした。
ところで、彼女のMCのなかで、酒乱のおじいちゃんの話がでたことをきっかけに、精神病院あるあるみたいな話があちらこちらで。
そして、雨水うさぎ。
ウルトラヘビーな半生のエピソードをつづったものを朗読する、というもので、パフォーマンスというよりは、公開セラピーのような感じに。
一方で、家族旅行やハンコにまつわるエピソードでは思わず笑ってしまい、エンターテインメントセラピーでした。
続いて、システム、オール、グリーン。
ステージ衣装感のある馬の刺繍の服で、いろいろな声色を駆使したギター弾き語りでした。
前の出演者のイメージがまだ残っていたからか、心の傷がテーマの曲が多かったような気がいたします。
ちなみに、「ライブに来てね」というフレーズ、今までMCのなかでは、何百回と聞いてきましたが、歌詞のなかで聞いたのは初めてきいたような。
でもって、無善菩薩。
オープンマイクを初めてから、約1年半、その間に、すでに、ボコーダー付きシンセ、カオシレーター、カオシレータープロと使用機材が変化しているわけですが、この日は、ついにDJ機材(PCDJ用コントローラー?)を使い、さらに万華鏡的な照明をつけてのパフォーマンス。
年齢を感じさせない、というか、逆に年齢を重ねるごとに、変化力が増しているような。
そして、ノアロー。
バンド名の由来ともなった近親者が最近亡くなったとかで、MCのなかで、弔い合戦という言葉が。
ネットで初めてノアローの歌を聴いたときに、この日も披露されたパリテキサスという曲のなかの「僕が君で 君が僕でも なにも変わりはしないだろう」という歌詞が突き刺さったわけですが、文字面だけだとニヒリズム的にもみえるものが、ノアローの歌として聞いたときには全くそういう印象はうけないというかなんというか。
ヌルオthe部族。
無善寺オープンマイク初の一人芝居でした。
先祖回帰がテーマ、というか言葉もまだ持たなかった時代までさかのぼってのパフォーマンスという感じでした。
馬野ミキ、ちひろ両氏の先代のオープンマイクの時は、2巡目の時に、なにか共通のテーマを設定したうえで、パフォーマンスをする、ということをやっていたりしましたが、「言葉を使わないで何かやってください」みたいなのも面白いのかなと思った次第。
自分が一番パニックになりそうですが。
最後は、お久しぶりのまあーめいどらいん。
あいかわらずの独特の世界。
彼の曲はどれも、歌い方、曲調、テンポなどが、ほぼおんなじ感じながら、それがある種のトランス効果を生むというか、聴いているうちに、なにか白昼夢を見ているような気がしてきます。
地球にもし宇宙人がまぎれこんでいるのだとしたら、私が知っている人のなかでは、彼が一番怪しいような気がするのですがどうなんでしょうか?
ご参加いただいた方々、ありがとうございました!
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