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2019年7月

2019年7月17日 (水)

オープンマイク ええじゃにゃいか その弐拾壱 (6・23) 高円寺無力無善寺

 オープンマイク、21回目でした。
 参加者は10人で二巡しました。

 まずは、私。
 いつもどおりににゃんこかぞえうたを。

 そして、前回に続いてのNakaTogo
 繊細な音世界。
 自己顕示欲感があまり感じられない、というか、自己滅私感?すら感じられて、言葉も音に聞こえてくるというか。
 10代の頃、完全な引きこもりだった時期があったとのことでした。

 続いて、ぐっとこらえます
 クリーンなトーンでのエレキギター弾き語り。
 普段、湘南の海辺でギターの練習をしてるとのことでしたが、なんというか、どの曲からも、虚脱感、喪失感が伝わってくるような感じがいたしました。

 そして、うすいうさぎ。
 ちなみに、父親がヤク中で母親がアル中だったとのことで、子供の側からすると災難としかいいようのないコラボレーションなわけですが、父親の方はともかく、母親の方の話は、なんとなく、個人的に、我が身にもそういう流れもありえた、いや、これからありうるかもしれない感があって、聞いているうちに変な汗が。

 続いては、約10年ぶりの無善寺出演との山本和弘
 ディストーションエレキギターでの弾き語りでオリジナルとカバーが半々。
 カバーでは、サニーデイサービスの「忘れてしまおう」が歌われましたが、あの曲の黄昏感がこの日のオープンマイクの基本的なトーンだったような感じがいたします。
 
 でもって、お久しぶりのピレネーデオカムラ
 無善寺で昼間にあった豊田道倫氏のライブを見て、午後にオープンマイク参加という変則的ダブルヘッダー。
 前に聴いたことがある「やばい、やばすぎる~♪」という曲が、さらにかっこよくなっていたような気が。
 あと「クラクションがサイン♪」というキャッチーな曲など。
 
 そして、なつなのに、いや、なつだから菜都美子
 「茨城の地雷女」というキャッチフレーズでいくとのことでしたが、この日は、MCのなかで、筑波宇宙センター牛久大仏についての話があるなど茨城観光大使状態。
 そして、さらに、彼女の地元の古河で、結婚式場が、ラブホテルになってしまったという話が、うけてましたが、なんとなく、いろいろな意味で時代を象徴するエピソードのような気が。

 お久しぶりのタカノ。
 今は、無善寺レギュラーライブにも出ているようです。
 一巡目がグランジ感の曲で、二巡目が、非グランジ感の曲でした。
 ちなみに、ギターの弾き語りだったのですが、使用している弦が、スチール弦とナイロン弦が半々という内訳で、どういう意図があってのことなのか、また、誰か先達はいるのか、などを聞いてみたかったのですが、なんというか、久しぶりに「その発想はなかった」という言葉を思い出しました。

 そして、最後が、牛田モウ、ではなく、牛田モウのピンチヒッター?の登場。
 見た感じは、虎ながら、エントリー表には、「猫車ニャンダロウ」の文字が。
 歌った曲の中に、ゴーゴーにゃおちゃんというのがあったので、それにあわせたのかと思いきや、ニワトリにはなりたくない、というヒヨコのブルースなる曲もでてきて、なんというか、歌うどうぶつの森状態というか、こまけぇこたぁいいんだよ!!、というか。
 ちなみに、この日の入場SEは、ブラックサバスのアイアンマンだったんですが、ネットで聴き直そうと思ったら、大学の片隅でブラック・サバスを聴くなる記事を発見。

 ところで、そのブラックサバスのボーカルのオジー・オズボーンは、ステージで、鶏の首を食いちぎったりしていたので、それとヒヨコのブルースが関係しているのかなと思ったりしたのですが、関係してなくても、こまけぇこたぁ、以下略

 ちなみに、無善菩薩は、前月に引き続き、パフォーマンスはなしで、町会費の支払いをした、というパターン。
 が、演奏者の変わり目などのタイミングで、何度か、最近ご執心の医療大麻について、熱弁をふるう場面があり、医療大麻の成分ではなく、医療大麻を取り巻く状況によってハイになっているようでした。

 そして、猫車ニャンダロウの二巡目は、変態仮面。
 でもって、この日は、ある曲を歌ったあとに、歌詞の中に出てくるエピソードは、元カノとの実体験にもとづくもので~、と語り始め、仮面の告白、ならぬ、変態仮面の告白という日本文学史上に残る珍、いや大事件が!
 毎回、いろんな動物や仮面を持ち出してきては幻惑してくる変態仮面に勝てるのは、けっこう仮面しかいないのでは、というそんな気がしてきてる今日この頃なのでした。

 ということで、ご参加いただいた皆々様、ありがとうございました!

無力無善寺

これまでの制作リスト

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