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2020年11月

2020年11月23日 (月)

銭湯にて その2

行きつけの銭湯で
体を洗っていたら
湯船につかっていた男が
私の背後を通り過ぎ
少し離れた左側に腰をおろした

とみるや
その男は
やおら立ちあがり
膝を曲げたり
腕を振ったりしはじめた

その動きにつられて
その男の方に視線をやると
その男の背中には
びっしりと刺青が彫られていた

その男は
ひとしきり体を動かし終わると
浴室を
出て行った

ガラス戸越しに
脱衣所を見やると
その男は服を着た後に
ドライヤーで延々と髪をとかしていた

二十数分後
私がガラス戸をあけ
その男の背後を通り過ぎた瞬間

ドライヤーの音が
止まった

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2020年11月21日 (土)

公園にて

近所の公園で

ベンチに座ってひなたぼっこをしていると

背後から

「ブーン」という音がした

 

ふりかえると

4、5メートル先で

若い男が

ドローンを飛ばしていた

 

その時公園内では

20人以上の子供達が遊んでいた

 

若い男は

1メートルくらいの高さで

自分の回りを何周か飛ばすと

ドローンをかばんにしまい

立ち去った

 

以上のような状況から

以下省略

 

 

 

 

 

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2020年11月16日 (月)

銭湯にて

行きつけの銭湯で
湯船につかっていたら
浴室に
幼女を連れた父親が
入ってきた

父親と幼女は
3つある浴槽のなかで
私がつかっている浴槽に
入ってきた

聞くともなく聞こえてくる会話の中で
母親の話が出た

つまりその父親は
片親ゆえに幼女を男湯に入れざるをえないわけではなく
母親がいるにもかかわらず
幼女を男湯に入れていることになる

ややあって

幼女が
私の方に近づいてきて

そして
はなれていった

なおその父親は
浴室内にもかかわらず
メガネをしていた

 

以上のような状況から
どのようなことが考えられますか

140字以内で答えなさい

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2020年11月10日 (火)

コロナ戦争と表現者

コロナは疫病ではなく戦争である

これまでの戦争は
国対国という形式で行われてきた

コロナ戦争は
コロナ対あなたという形式で行われる

コロナは
いきなり
あなたの命を
奪い取ろうとしたりはしない

コロナは
あなたの権利を
ゆっくりと
しかし
確実に
少しずつ
奪い取って行く

これまでの戦争は
国が負けを認めた時に終わった

コロナ戦争は
あなたがすべての権利の放棄を認めた瞬間に終わる

コロナ戦争後に
表現者の居場所は
あるのだろうか

おそらく
ないだろう

コロナ戦争後に
この世に存在するのは
囚人だけである

囚人にも
休息は与えられるだろうが
娯楽は与えられないだろう

そのようなことを考えても
気が滅入るだけなので
なんらかの奇跡が起きて
コロナ前の状況に戻ることができた場合を夢想してみる

その場合
表現者にとって
どのようなことが
起きるだろうか

その時
表現者にとって
どのようなことが
起きるだろうか


ジャンルを問わず
すべての表現者は
一つの尺度で
はかられることになるだろう

それは
その表現者が
コロナに対して
どのようなスタンスを取っていたのか
ということである

コロナ前の
その表現者のキャリアは
一切関係ない   

コロナ前に
どれだけ高い評価を得ていようが
どれだけ多くの金を得ていようが

コロナに対して取っていたスタンスによっては

すべてが
チャラになる

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