オープンマイク ええじゃにゃいか その肆参回 (7・25) 高円寺無力無善寺
ということで、第43回目の無善寺オープンマイクは、参加者は13人でした。
トップは、ただふじか。
いろんな音楽のバックグラウンドを感じさせるガットギターによる弾き語りでした。
前から、誰かに似ているなと思っていたのですが、この日、ヨーロッパに絵の勉強に行って帰ってきた中田敦彦という感じがした次第。
つづいて、なつみこ。
前回に続いてのコスプレ仕様ということで、浴衣姿でしたが、ギターを弾くのはなかなかたいへんそうでした。
この日は、三味線を弾く人が出てくれたのですが、彼女にもあいそうな気が。
私もかつて三味線にチャレンジしようかと思ったことがあるのですが、三味線はチューニングが一人前に出来るまでに数年、という話をどこかで聞いて、尻尾を巻いて逃げました。
そして、おざわ。
若手、大柄、イケメン、松本大洋のTシャツ。
ドレミファソラシドを使った歌が印象的でした。
ユノウモリコ。
三味線の弾き語りで、しかも、宮沢賢治が保阪嘉内にあてた手紙の文面に節をつけるというハードコアな内容。
聴いているうちに、ディストーションサウンドは、三味線の音を聴いたことがある人が、無意識のうちにその音色を再現しようとして生まれたのではないかという気がした次第。
梓ゆい。
笹柄の着物姿での父親や甥っ子についての詩の朗読。
十数年前に、はじめて彼女を見た時に、転職を考えていて、その面接での受け答えを想定した朗読をしていたのですが、日々の生活に密着していることを基軸にしているという点でかわっていないのかなと思った次第。
ヌルヲthe部族。
毎回、多種多様な打楽器系の楽器を演奏していますが、最近は、そこにギター演奏まで加わってきました。
暗い暗渠の川の歌は、無善寺の高架線下ならではの車輪の音とともに聴くのが最適なのではないかと、勝手に思った次第。
かずお爆弾。
かつてハードコアパンクをやっていたというのが信じられないような歌なわけですが、歌詞のなかにリトル・リチャードがでてきて、なんとなくわかったような気がした次第。
吉原悲劇。
私が知っているなかでは、じゅんじゅんなみにビールを飲みまくる人だなと。
そして、ビール故なのか、それ以外の何か故なのか、歌、そして、歌の合間のMCに、独特の間や緩急を醸し出してくる人だなと。
タムリン。
一年に一回くらい出てくれるので、なんとなく帰省シーズンにだけ顔を合わせる知り合いみたいな感じが。
歌いっぷりもさることながら、歌詞の歯切れの良さが非常に心地よいなと。
スウェーデン人とのハーフだそうです。
初登場の電子講談ヌーキー。
なんらかのトラブルにより、声に思いっきりリバーブがかかって、言葉はほとんど聞き取れませんでしたが、DJスタイルに講談調?口舌、そこにさらに、ウインドシンセも組み合わせたインパクトのある合わせ技でありました。
そして、お久しぶりの牛田モウ。
なつみこさんとのお約束の蛇口パフォーマンスからはじまって、おなじみのナンバーを。
牛田モウ登場の際には、たいがい二巡目では、変態仮面への継投というパターンなのですが、この日は、変態仮面の肩が出来ていなかったのか、牛田モウが二巡目も続投し、試合をしめてくれました。
ということで、参加者の皆々様、ありがとうござました!
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