はらいそ

2017年6月18日 (日)

はるか昔
僕はおそらくその花を
見たことがある
境界線のなかった
大地に咲く
その花を

そして今
僕は確かにその花を
目の前にしている
境界線を無邪気に
はみだした
君の笑顔を


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2017年3月19日 (日)

チャックベリー 四方山話

 旧はらいそ時代に、伏せ字萌え!(ホニャチョメ節)という曲で「ジョニー•ビー•グッド」をカバーさせていただいたチャック・ベリーが亡くなったそうです。

 チャックベリーで、個人的にまず思い出されるのは、そのジョニー•ビー•グッドのカバーの際に、最初は、「○○○ブーグッド」という歌詞で作ったのですが、○○○さんの事務所から許可がおりず、あわてて別の歌詞に書き換えたことがあったというのが一つ。

 そして、もう一つ、大昔、初めて(というか今のところ唯一)ロンドンに旅行に行っていわゆるパブに入ったときのこと。
 ほとんど客のいない店内で、ボーカル兼ギターとベース兼コーラスの2人組の男性が演奏していたのですが、そのなかで、チャックベリーの曲です、というMCとともに演奏された曲が、ミディアムテンポのバラードで、非常に印象に残ったのですが、曲名がわからず、帰国してから、覚えてる断片的な歌詞をもとにいろいろ調べたもののわからず(当時はネットなんてなかった)、やがてその断片的な歌詞もなんだったか忘れてしまった、という悲しい(?)思い出があります。

 なにはともあれ、ご冥福をお祈りします。

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2016年12月24日 (土)

豆騒動、モヤさまでオンエア?

 旧はらいそ時代の「豆騒動」が、12月11日放送の、「モヤモヤさまぁ〜ず2」でオンエアされたみたいで、ありがたや!
 モヤさまといえば、数年前に、無力無善寺が紹介された番組であり、これは、無善寺のご利益なのでしょうか?

https://mobile.twitter.com/1993AKEBONO/status/809198319196991488?p=v

モヤモヤさまぁ〜ず2
豆騒動Flash関係サイト一覧


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2016年3月27日 (日)

創世樹

きがいっぽんはえてきた
そこにはきがいっぽんあるだけだ
きがさらにいっぽんはえてきた
そこにはきがにほんあるだけだ
きがさらにすこしずつふえていった

とりがいちわやってきた
そこにはとりがいちわいるだけだ
とりがさらにいちわやってきた
そこにはとりがにわいるだけだ
とりがさらにすこしずつふえていった

きがみをつけた
とりがみをたべた
とりがたねをはこんだ
きがめをだした
きととりが
たがいにみみをすませていた

かぜがふいてきた
このはがゆれた
あめがふってきた
つばさがぬれた
かぜがやんだ
あめがやんだ
そらがはれてきた
ひかりがさした
きととりが
ひかりのなかでひとつになった

だいちがほてりはじめた
みどりがささやいていた
ひざしがかおりはじめた
みどりがたちこめていた
こだまがうねりはじめた
みどりがざわめいていた
いのちがめぐりはじめた
みどりがうずまいていた

いつしかそこは
もりになっていた


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2016年3月24日 (木)

こちら側の向こう側

父親が一ヶ月出張をした
特に何も不自由は無かった
母親が一ヶ月入院をした
特に何も不自由は無かった
近所のコンビニがつぶれた
明日からどうすればいいのだろう

友達が事故にあってあっけなく死んだ
特にどうということも無かった
彼女を友達にあっさり寝取られた
特にどうということも無かった
突然携帯が壊れた
明日からどうすればいいのだろう

道ばたに男が一人倒れていた
つまづくまで気づかなかった
道ばたで女が一人泣いていた
つまづくまで気づかなかった
もしやと思い僕は
道の真ん中で立ち続けた
誰も僕に気づかなかった

今ここに立っているのは
一体誰なんだろう


譜面は後日

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2016年2月29日 (月)

時のはざまを駆ける人

過ぎ去りし日々は今遠く
想い出は風に乗って溶けてゆく
振り返らず
ただ心の命ずるままに

耳澄ませば逸り立つ血潮が
息潜めただその時を待っている
ためらわず
ただ心の命ずるままに

 穏やかな風吹く
 ふところを飛び出して
 いざしるべなきざわめきの中へ

流れ行く星に思い馳せ
溢れ出す夜明けの陽を浴びながら
立ち止まらず
ただ心の命ずるままに

 汗と憧れ
 だけを携えて
 いざ答えのないせめぎ合いの中へ

 振り返るとそこにある
 眼差し感じながら
 いざその身そのままに我ゆかん


スコアは後日

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2015年12月 7日 (月)

走れ野次馬

なにかことが
おきるたび
着の身着のまま
真っ先にかけつける
ときには まだなにも
おきてないのに
やってくる

 走れ野次馬 馬より速く
 走れ野次馬 鳥より速く
 噂を追い越し かけぬけろ

こんなもんかよ
よのなかは
何はなくとも
魂に火をつけろ
血よ沸け 肉踊れ
全部まとめて
燃えちまえ 

 走れ野次馬 馬より速く
 走れ野次馬 鳥より速く
 噂を追い越し かけぬけろ

いくぜやるぜ
祭りだぜ
明日のことなど
ケセラセラ 知らないぜ
神輿を かつぎだせ
のどをからして
ほえまくれ

 走れ野次馬 馬より速く
 走れ野次馬 鳥より速く
 噂を追い越し かけぬけろ

スコアは後日


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2015年12月 3日 (木)

月は東に陽は西に

月は東に陽は西に
哀しみくるる 日は暮るる
銀の鏡がうつし出す
影は誰やら我知らず

花は紅 柳はみどり
雨は降る降る 闇夜は濡れる
宵待つ花の咲く渕に
今宵は月も出ぬそうな

恋はさらさら 涙はほろろ
雲は流れる 恋なら積もる
昨日の花は 今日の夢
巡る季節は戻り来ず

月は東に陽は西に
暮るれば昇るおぼろ月
金色の鏡がうつすのは
我と見えねど我なるか

 作詞:後藤知子

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2015年11月13日 (金)

置き時計

僕はその音にあわせて膝をたたいてみる
軽く口笛吹きながら膝をたたいてみる
君がアパートの階段をかけあがる足音にあわせて
僕は膝をたたいてみる

※この部屋の置き時計を
 この時にあわせて
 止めることができない
 この時にあわせて

僕はそのセリフにあわせ首をすくめてみる
少し間をおいてから首をすくめてみる
君が先回りした僕の得意のセリフにあわせて
僕は首をすくめてみる

※この部屋の置き時計を
 この時にあわせて
 止めることができない
 この時にあわせて

僕はその文字にあわせて指でなぞってみる
繰り返し何度も指でなぞってみる
君が残した置き手紙に記された僕の名前を
僕は指でなぞってみる

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2015年11月 2日 (月)

ああ君を知る人は

ああ君を知る人は一月さきに
春を知る
君が眼は春の空
また御頬は桜花血の如赤く
宝石は君が手を足を蔽ひて
日光を華麗なる形に象めり

また君を知る人は二月さきに
夏を知る
君見れば胸は焼かれて
火の国の入日の如赤くただれ
唯狂ほしき暑気にむせ
とこしへに血眼の物狂ひなり

ああ君を知る人は三月さきにも
秋を知る
床しくも甘くさびしき御面かな
そが唇は朱に明き野山のけはひ
また御ひとみに秋の日のきららかなるを
そのままにつたへ給へり

また君を知る人は四月のまへに
冬を知る
君が無きときわれらが目すべて地に伏し
そこにある万物は光色なく
味もなくにほひも音も打たえてただわれら
ひたすらに君をまつ春の戻るを。

詩:村山槐多
proun.net 雑司ヶ谷霊園

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H27/11/21 微修正

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